電気代、水道代が予想以上にかかる【後悔しない家づくり~23の失敗事例から学ぶ~⑰】
賃貸アパートに暮らしていた時よりも、電気代が相当かさむようになったという例があります。実際、アパートの倍から3倍は電気代がかかると覚悟しておいたほうがよいでしょう。
部屋数がどのくらい増えたか、どのくらい照明が増えたか、によってとる対策は異なります。
電気代の負担を最小限に抑えたいと考えている人は、必要以上に豪華な照明をつけたり、数を増やしたりすることは、計画の段階から慎重になったほうがよいでしょう。白熱灯と蛍光灯によっても、かかる電気代は異なります。生活の中で、できるだけこまめに電気を消すように心がけることも大切です。
水道代については、たとえば、トイレの便器は、水を大量に使うタイプを避けるようにします。サイフォン式の便器は大量に水を使うので、水道代、下水道代ともに多くかかります。洗い流し式の便器のほうが節水できます。