良い土地と悪い土地の見分け方【注文住宅の土地探しポイント⑧】
造成地などでは、「○○ヶ丘」などと、おしゃれな地名が多く見られますが、造成地以外などでは、古くから使われている地名が多く残っています。その地名からも土地の良し悪しはわかります。例えば、「谷」や「沼」、「沢」、「吉田(“吉”をつけて湿地を隠した地名など)」というような低湿地を表す地名の多くは、歴史的に見ても河川の氾濫地域です。
住環境面から、日当たりや眺望を望むのなら、近隣地の環境をまず、目で確認をします。駐車場や空き地は要注意です。今は空地でも、将来、日当たりや眺望を遮るような建物が建つ可能性もあるからです。公園などの将来、変わる可能性の少ない隣地を選ぶのも一つの手です。どんなものが建つ可能性があるのかを予測して買うことが大切です。また、用途地域を知っておくことで、将来、建つ可能性のある建物も知ることができます。