福岡市美術館で開催中のコンラン展へ

こんにちは、白川です。
先日、福岡市美術館で開催中のテレンス・コンラン展に行ってきました。
朝一で行きましたが、すでに会場には多くの人で賑わっていました。
今回の展覧会では、すべての展示物が写真撮影OK。珍しいな~と思って調べてみると、近年は全面撮影OKの展覧会が増えているとのこと。
絶えずシャッター音が聞こえていました笑
もうひとつ面白かったのは、展示方法です。
作品の展示方法は建築現場で使用される「単管パイプ」が使われていました。
無骨ながらもどこか近代的な印象で、「素材をそのまま生かす」や「プロセスの途中」という意味があるように感じました。
コンランの提唱する「Plain, Simple, Useful(無駄なく、シンプルで、機能的)」
単管パイプを使用した意図は分かりませんが、展示品だけではなく、「どう見せるか」にもコンランさんらしさがあったように感じます。
会場では食器や家具、テキスタイルを中心に、300点以上の作品や資料が展示されており、かなり長時間滞在しました。
展示品を通して、「どこで、どのような環境で暮らすか」が幸福度や創造力に大きく関わることを改めて実感しました。
暮らしの質を見つめなおす、良い機会となりました。
展覧会は6/8(日)まで開催中です。
ご興味のある方はぜひ足を運んでみてください!

