知っているつもりの「定期借地権」って?【注文住宅の土地探しポイント⑭】

とにかく安い土地を確保したい場合には、土地を買うのではなく、土地を買うのではなく、土地を借りて家を建てる方法もあります。それが低地借地権です。
定期借地権にもいくつかの種類があります。一般的なのは、借地存続期間を50年以上(一般的には50年)とし、契約更新、建物健造による存続期間の延長は認められず、期間が過ぎたら建物を取り壊して更地に戻して土地を返却するという「一般的借地権」です。そのほか、「建物譲渡特約付き借地権」もあります。
土地を購入して家を建てる場合に比べて、おおむね6割程度の予算で安く手に入るようです。借地ですので、保証料(土地実勢価格の2割程度)と月々の借地代を支払うことが必要です。
借地期間は50年以上となっておりますが、実際には50年の契約が多いようです。契約時に支払う保証料は、50年後に無利息で変換されますが、更地にして返却することから、建物の解体費用に充当されることが多いようです。