家づくりはだれとするの?【知っておきたい家づくりの準備とダンドリ⑤】
家のイメージが固まったら、住宅会社を選びます。 住宅会社は家づくりのプロ。わからないことを何でも気軽に聞けて、どんな家をつくりたいのか、よく理解してくれるパートナーを選びたいものです。
大手ハウスメーカーの場合は、社内に各方面の専門家を抱えていて、資金計画から入居後のアフターサービス、改築まで相談に乗ってくれるというメリットがあります。しかし一方で、画一的な家になりがちというデメリットも。自分らしい家を求めてオプションを追加していくと、気がついたら当初の予算を大幅にオーバーしてしまう、などということもあります。
その点、地元の工務店や個性的な家づくりをする住宅会社などでは、作り手の顔が見える安心感と、デザインや間取りに融通がきいて、納得して自分らしい家づくりができるというメリットがあります。 ただし、会社によって特徴が強く、得意不得意が大きく分かれる場合がありますので、その会社の評判を聞いたり、実際に建てた家を見たりして、十分に検討しましょう。 この時、知人の紹介などで知り合った会社に任せると、あとあと困る場合があります。紹介者に遠慮して言いたいことを言えず、結局満足できない家になってしまうという例が多いのです。
また土地探しを並行する場合、通常は土地のローン審査のために家のプラン図面が必要になります。ローンの実行には1~2ヶ月程度かかりますが、その短期間に住宅会社を探し、大慌てでプランを作ったのでは、後悔することにもなりかねません。思った通りの家づくりをするためにも、土地探しよりも先に住宅会社を選びましょう。