「いつ、どれくらいのお金を払うか」ご存知でしょうか?

建て替えでなく新築する場合には、土地を購入してからそこに家を建てるという順番が普通です。
土地の代金は土地の引き渡し時に支払うのが一般的なので、そこに合わせてローンを組む必要があります。
建物の代金は、契約した住宅会社によってタイミングが異なりますので、十分に確認をしましょう。
代金を分割して支払う場合、設計契約時、建築請負契約時に着手金、その後中間金、そして完成引き渡し時と、四回に分けて支払うというパターンの会社が増えています。
それぞれに支払う金額の割合は会 社によって異なるのですが、設計契約時は定額で、工事代金は3分の1ずつの場合が多いようです。また設計代金は後から工事代金に充当させるという会社もあります。この他に印紙代などの諸費用もあり、それ ぞれに万単位のお金が必要なので、あらかじめ住宅会社に確認して おきましょう。
住宅ローンを組んでも、実際の融資は建物の引き渡し時となります。 着工金や中間金のときにはローンが下りていないということになるため、 住宅ローンとは別のローンを組んで、融資が下りるまでの間をつなぐ 「つなぎ融資」を受ける方がほとんどです。
つなぎ融資にも金利や手数料がかかってきます。いろいろな費用をあらかじめ項目別に整理して、支払時期と金額をきちんと把握しておき、住宅ローンの融資開始と引き渡し日をすり合わせるなど、調整して おきましょう。