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解体工事が必要な場合とは…?

 これまで住んでいた家を取り壊して新しい家を建てる場合や、古屋つき土地を購入した場合、解体工事をしなければなりません。

 古い家にも固定資産税がかかっていますが、取り壊して「注1建物滅失登記」をすれば、課税台帳から削除され、固定資産税はかからなくなります。

 解体した家の廃棄物は、業者に依頼するなど、正しく処理しなければなりません。これを不法に投棄するなどすれば処罰されてしまいます。

 古い家が解体されたあとの土地は、地盤調査をすることをおすすめします。長い年月そこに家が建っていても、土地の状況は案外あまり良くないという場合もあるのです。地盤調査の方法としては、比較的簡単な調査と数万程度の費用で精確な診断ができる「スウェーデン式サウンディング試験(SS試験)」が広く行われています。ほかにも鉄筋コンクリート造の家では「ボーリング試験」が行われる場合が多いです。

 地盤に問題があった場合には、新しい家の工事を始める前に、地盤改良や杭工事が必要です。調査・改良、杭工事ともに、住宅会社の担当者に相談すれば、適切な方法を検討してくれます。

注1…建物がなくなった事実を、登記簿に記録してもらう手続きのこと

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